千葉高大(Takahiro Chiba)

💰2024年までに年収10億円(月収8334万円)に到達し、教育財団の創設を本気で目指してます🤠 窓際課長/火水FXレバ500倍億トレーダー/Voicyパーソナリティ/完全独学不動産鑑定士受験生/オートキャンパー/経歴 ガラケー開発→リクルートHR→外資IT→B2Cリテール

ドラッカー最後の講義③

 

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05年3月21日、ドラッカーは最後の講義を行った。亡くなる8ヵ月前のことだった。95歳を迎えたドラッカーは前の年に腰を骨折するなどしたため、立ちながら話すのは無理だった。そのため、特別に用意された1人がけソファに着席して講義することになった。以下、1時間あまり続いた「ドラッカー最後の講義」の要旨を何回かに分けてご紹介します。
 

 

機会リストと人材リスト その活用で強みを生かす
──先生が説くマネジメントでは、リーダーには強固な自己規律が求められます。優れた組織を築くうえでどんな条件が必要でしょうか。

 

リーダーの自己規律と並んで重要なのが適材適所の人材配置です。
それを実現するには二つのリストが欠かせません。


一つは重要な順に機会(オポチュニティ)を並べた「機会リスト」、
もう一つは有能な順に人材を並べた「人材リスト」。

 

二つのリストを照合することで、短所でなく長所に注目しながら適材適所を実行するのです。

 

私が知る限り、長所を生かす人事で最も有能なマネジャーはジョージ・マーシャルです。第2次世界大戦で活躍し、「マーシャル・プラン(欧州復興計画)」で知られる軍人です。開戦当時、米軍には戦闘経験を持つ司令官が一人もいなかったのに、終戦時には有能な司令官はいくらでもいました。
 マーシャルの人事戦略が奏功したのです。彼は8割の打率で適切な人材を適所に配置できました。長年「機会リスト」と「人材リスト」を活用していたからこその成果です。

 

適材適所の人事戦略という点では、リンカーン大統領も負けず劣らず有能でした。

南北戦争の総司令官にグラント将軍を任命し、南軍の敗北を決定的にしたのです。「グラントはヨーロッパ式アルコール依存症」と批判する人が大勢いたにもかかわらず、です。

 

グラント将軍任命の話は重要な意味を持ちます。

できないことを人に求めてはならず、その人にできることを見つけ出す──これがリンカーン流人事です。

「ヨーロッパ式アルコール依存症」を出発点にする代わりに、グラント将軍の強みに注目し、成功したのです。

 
④回目に続く
 
 

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